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7月, 2012の投稿を表示しています

民衆は貨幣を使いこなせるのか

◆ 「資本主義で搾取する手口」 10月2日 晴耕雨読 発展途上国が、産業が発展途上にある国であることは、誰もが知っている。ただ産業が途上だからといって、貧しい理由はどこにもないが、現実には貧しい暮らしをしている。発展途上国の現状は見たが、その中で暮らす民衆は、どのような境遇に立たされているのだろうか。  発展途上国は、すでに述べたとおり、国家としては、先進国から多額の援助を受けている。その額も決して少なくはない。 しかし援助のほとんどは、ダムか発電所である。どうして電気なのか。実に不思議である。   電気を必要としているのは、自国の産業を発展させたがっている、一握りの特権階級と外国企業のためであるのはいうまでもない。しかし、電気にこだわるのには、それ以上のわけが隠されていた。  発展途上国には、いまでも電気の引かれていない地域がたくさん残っている。  一般にはそれが悪いことのように語られているが、電気を使っていない人々に電気は必要ない。それなのにわざわざ大金をかけて、人里離れた山奥にまで電気を引こうとする。  では電気を引くと、一体何がおきるのだろうか。  停電になればすぐに実感できることだが、電気はとにかく便利である。この便利さのために、一度使いはじめると止められなくなってしまう。もちろん、便利になることは、だれも反対しないが、電気を使うにはお金が必要である。  我々には当たり前でも、発展途上国には、物々交換が主流で、貨幣経済が浸透していない地域がかなり多く残っている。そのような地域に電気を普及させると瞬く間のあいだに、より本質的なお金の魔力にとりつかれた人々が増えるのである。  また、ダムや発電所や工場を建設するために、先祖代々、谷や平野で暮らしてきた人々が、わずかばかりの立ち退き金で、強制的に移住させられてしまう。狩猟地や農地が取り上げられ、付近の土地や河川が汚染されてしまうと、もはや昔のような自立した生活はできなくなってしまう。   貨幣経済も自然破壊も、自給自足の生活を止めさせる点で一致していた。   自給自足さえ止めさせてしまえば、市場と労働力が、同時に生まれるのである。  資本主義を望む人間にとって、まさに一石二鳥であることがわかるだろう。   自給自足をしていたお陰で、資本主義の荒波から逃れていた人々が、ふと気づいたときには、お金がなければ暮らせない

日本は金より命の社会へ 2012.07.29

電話だけはぶちるな…自殺当日、高校生にメール 2012年7月29日(日)09:04  大阪府貝塚市で同府泉佐野市在住の定時制高1年・川岸朋之さん(当時18歳)が自殺した問題で、川岸さんの携帯電話に自殺当日、いじめの加害者とされる専門学校生が少なくとも約20回、電話をかけていたことがわかった。  川岸さんは電話に出なかったが、専門学校生らのグループから根拠のない借金を理由に金を要求されており、 執拗 ( しつよう ) な電話が引き金となって自殺を決意した可能性もあるとみられる。  川岸さんの死亡推定時刻は、遺体発見前日の昨年10月26日午後10~11時とされる。川岸さんの父親(42)によると、自殺の約10日前に15万円の借用書を書かせた専門学校生から26日午後4時半以降、断続的に電話がかかっていた。着信履歴の保存上限は25件で、もっと前の時間帯から電話がかかっていた可能性もある。履歴はいずれも不在着信で、午後10時54分には、専門学校生から「電話だけはぶちるな(無視するな)。明日電話する」とのメールが届いていた。 今の日本社会の縮図が子供社会にみられるだけのことでしょう。 政治から報道から宗教からなんでも金の論理で動いています。 得するのは金貸しだけです。

子供の認識はどんな感じか

小学生や中学生に触れる機会が多い職業についてますから、子供の心理を把握したいという願望があります。 家庭環境、男女、性格、気分などで把握にはかなり根気が必要です。 これはどうしようかと考える日々です。