結果を重く受け止めて…橋下氏、府教委をけん制
読売新聞 11月28日(月)7時27分配信
「教育委員会は今回の選挙の結果を重く受け止めるようにお願いしたい」。橋下さんは27日夜、当選のあいさつの中で、大阪維新の会が大阪府議会へ提出している教員の処分基準などを明文化した「教育基本条例案」に触れ、反対している府教委をけん制した。
同条例案は5段階の人事評価を導入し、最低評価が連続した場合は、免職を含む分限処分の対象とするなどという内容。教育長を除く5人の府教育委員は「教育独裁条例だ」などと批判、可決した場合は全員が辞職する意向を表明している。
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学校現場には大昔から全体主義の魔手がのびる傾向がある。
橋下の思考には人間の幸福に向けた真摯な態度が見られない。
口を開けば、行政コスト行政コスト、それしかないのかと思えてくる。
確かに不要な行政政策は整理しすべきだ。
しかし、自民党を壊すのいったコイズミや財務省のしたことは、必要な政策の整理であり、利権の強化であった。郵政貯金の米国献上も寸前のところまで進行した。
大阪の選挙でもそうであるが選挙候補者がすべて利権代表者である。
バランスがなによりも求められるし、長期的にはコストを下げるだけの貧しい国家社会の構想は好ましいはずがない。
豊かな社会と、浪費社会はまったくちがうのである。
もし、おおかたが、近視眼的な主権者であるなら、こらからも社会から豊かさは失われていくと思われる。
■関連事項
全体主義 - Wikipedia
全体主義(ぜんたいしゅぎ、英語: totalitarianism、フランス語: totalitarismo)とは、個人の全ては全体に従属すべきとする思想または政治体制の1つである。この体制を採用する国家は、通常1つの個人や党派または階級によって支配され、その権威には制限が無く、公私を問わず国民生活の全ての側面に対して可能な限り規制を加えるように努める。
同調圧力 - Wikipedia
同調圧力(どうちょうあつりょく)とは、職場などある特定の集団において意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制することを指す。
多数決ではなく、全会一致を求められる場面で発生する。少数意見を有する者に対して強制的に態度変容を強制する手段はさまざまな方法がある。少数意見を有する者に対して物理的に危害を加える旨を通告するような明確な強制から、多数意見に逆らうことに恥の意識を持たせる、少数意見を有する者に対するネガティブ・キャンペーンを行い風評被害を与える、「一部の足並みの乱れが全体に迷惑をかける」と主張する、意見の根拠を問い質す、同調圧力をかけた集団から社会的排除を行うなど暗黙の同意を要求する場合がある。
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